こんにちは
庄井歯科医院歯科衛生士Tです。
最近はドラッグストアに行くとたくさんの歯ブラシが並んでいます。
どれを選んでいいのか悩んでしまいますね
基本的には大人は大人用、子どもは子ども用、仕上げみがきには仕上げみがき用を選びましょう。
子どもは年齢(歯の生え方)によって区別されているので、年齢にあったものを選ぶといいと思います。
上から仕上げ用、乳歯列期用、混合歯列期用、永久歯列期用(持ち手や柄の長さ、ヘッドの大きさが違います。)
仕上げみがき用歯ブラシについての記事はこちら
http://www.shoi-dental.com/blog/2016/09/post-12-302431.html
歯ブラシの選び方
毛の堅さ
毛の堅さは大きく分けて「かため」「ふつう」「やわらかめ」がありますが、歯ぐきが健康な方は「ふつう」、歯ぐきが腫れたり、出血があったり、炎症のある方は「やわらかめ」をおすすめします。
ヘッドの大きさ
あまり大きなヘッドのものは奥歯や内側に毛先が届きにくいので少し小さめのものの方がいいでしょう。
特に歯並びの悪い方や奥の方まで歯ブラシを入れると気持ち悪くなってしまう方はヘッドが小さいものの方が磨きやすいです。
毛先の形
今は毛先がいろいろな形にカットされたものも多くありますが、なかなか歯と歯の間にフィットさせるのは難しいため、基本的には平らなものをおすすめします。
上が毛先が少しぎざぎざ、下が平らなもの。どちらもヘッドは小さめ
交換の目安
歯ブラシの毛先は使っているうちにだんだん開いてきてしまいます。毛先の開いた歯ブラシでは汚れを落とす効率がとても悪くなってしまいます。
歯ブラシを後ろからみてヘッドから毛先がはみ出て見えるようになったら交換しましょう。すぐに毛先が開いてしまう方は、磨く力が少し強いかもしれません。
毛先が開いていなくても1ヶ月に1度交換した方が衛生的です。
「今使っている歯ブラシで大丈夫かな?」等、ご心配でしたら歯ブラシをご持参のうえ、ぜひ相談にいらしてください。せっかく選んだ歯ブラシもご自分に合っていなければ磨き残しが多くなりむし歯や歯周病が進んでしまいます。
お口に合った歯ブラシや歯磨きの方法等、一度確認にいらしてみてはいかがでしょうか